小口径揚水工法(Small-diameter Pumping method)は、小口径の揚水井戸によって地下水を揚水する工法です。
小口径揚水工法は、井戸先端に設置したエジェクターにジェット流体(水または空気)を送り込むことで、負圧を発生させ、地下水を揚水する工法です。揚水井戸内の水中ポンプが不要なので、従来のディープウェル工法より削孔径が小さく経済的です。また、ウェルポイント工法とは異なり、高揚程の揚水ができます。
経済性
- 揚水井戸内の水中ポンプ設置が不要なため、井戸径を小さくすることが可能です。
- ウェルポイント工法で揚水できない深度からの揚水ができます。
維持管理性
機器類が地上にあるため、維持管理が容易です。