技術紹介 Possessed technique

先端プレロード場所打ち杭工法   Top Preloaded Cast-in-place Pile

  • 先端プレロード場所打ち杭工法
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先端プレロード場所打ち杭工法(Top Preloaded Cast-in-place Pile)は、場所打ち杭先端のスライムを除去することで、杭先端の地盤を強化する工法です。

工法概要

先端プレロード場所打ち杭工法は、杭体コンクリート硬化後、鉄筋かご先端にあらかじめ取り付けた注入バッグに地上から注入材を加圧注入することにより杭先端の地盤を強化し、構造物の沈下を抑制する工法です。先端地盤の応力解放やスライムの堆積により沈下しやすい従来の場所打ち杭の欠点を大幅に改善します。
杭先端支持力の向上で、杭径を低減でき、狭隘箇所での施工にも威力を発揮します。
また、オールケーシング工法、リバースサーキュレーション工法、アースドリル工法等、通常使用される場所打ち杭工法であれば、すべての工法で使用できます。

特長

沈下を抑制

杭先端のスライム除去、先端地盤への加圧(プレローディング)により、沈下を抑制します。

杭径の低減

杭先端支持力が向上することにより、杭径を低減できます。

地中梁を省略

杭の不同沈下を防止できるので、高架橋の地中梁を省略できます。

製品マニュアル【監修:先端プレロード場所打ち杭工法WG】

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問い合わせ先:東日本旅客鉄道株式会社
構造技術センター基礎・土構造ユニット TEL(代表) : 03-6878-0017